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第47回茨城県母親大会 

長田先生が大会実行委員長を務める茨城県母親大会の14特別分科会を、常陸24条の会が協力することになりました。ほうせんかの会、教科書ネットとの合同参加です。
西野瑠美子さんが助言者としていらして下さいます。当日参加者が少なかったりしたらせっかくお運びいただく西野さんに申し訳ないので、ぜひ参加ご協力いただければ・・・と存じます。
長田先生は男女共同参画の分科会の助言者を引受けられているので、14分科会の司会は不肖小張と加藤さんが務めることになっております。
 以下のチラシの画像は、クリックして頂くと、より鮮明にご覧になれます。

 第47回茨城県母親大会 日時:9月16日(日)10:00~16:30 
場所:県立友部高等学校 笠間市大田町352-15 
 
第14特別分科会 10:00~12:30
『「慰安婦」問題と女性の人権 ―真の謝罪と和解へ― 』
            助言者 西野瑠美子さん 

西野さんはこれまで戦時性暴力、「慰安婦」問題に取り組んでこられました。「女性国際戦犯法廷」に関するNHKの報道番組改ざん事件では、原告代表として損害賠償裁判を提起、粘り強い戦いの末、2007年1月、高裁で勝訴を勝ち取りました。第14分科会では、慰安婦制度とは何だったのか、慰安婦制度から見える私たちの今とは・・・についてもお話していただきます。戦後62年、戦争が人類にもたらすものは何かを問い直し、戦争の実相を世代を超えて伝えていくための、私たちの作業を考えるよい機会になると信じています。多くの皆様のご参加をお待ちしています。
 
  2000年の女性国際戦犯法廷の時、日本の大手メディアは戦争責任者に対して出された判決を伝える事に腰が引けていた。こうしたメディアの対応は、今年1月、「NHK番組改ざん事件裁判」で明白にされた「政治的圧力」の存在を、「圧力はなかった」と報じたことにもつながっている。
 なぜ日本は過去の克服が出来ないのか。なぜメディアは沈黙するのか。民主主義の秤は「言論の自由」
「表現の自由」である。「報道の自由」はその象徴と言っても過言ではない筈なのに…(母親新聞6月15日)
 報告ではこうした日本のありようについて「沈黙と言論の自由」の観点から考えたい。またこの7月末、米下院本会議が可決した「慰安婦」決議案に対する日本政府の対応についても、「謝罪とは何か」「謝罪とはいかにあるべきか」「謝罪から和解への道をどのようにさぐるべきか」という観点から考え、日本が自らの不正義を正す営みの第一歩を踏み出すことができるようにしたい。(西野瑠美子さんの分科会要旨より)

プロフィール
1952年長野県生まれ。信州大学教育学部卒業。
1994年日本ジャーナリスト会議JCJ賞受賞。
VAWWーNETジャパン(「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク)共同代表。
アクティブ・ミュージアムWAM「女たちの戦争と平和資料館」館長。
女性国際戦犯法廷調査チーム。子どもと教科書ネット21代表委員。
日本の戦争責任資料センター幹事。フリーライター。
主な著書『従軍慰安婦のはなし―十代のあなたへ』明石書店『慰安婦・戦時性暴力の実態』 緑風出版『裁かれた戦時性暴力』白澤社『従軍慰安婦と歴史認識』新興出版 他多数



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by hitati24 | 2007-08-26 10:10
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